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タイトルはフジテレビの競馬中継から(笑)。
グランアレグリアが大好きな私でも、さすがにそこまでは思っていないですけどね。中短距離ではその可能性はありますけど。
安田記念の前、アーモンドアイを止められるとしたら、ディープ産駒のなかではグランアレグリアしかいないのではないかと思っていました。
今週末の安田記念、現役のディープ産駒の中でおそらく一番好きな #グランアレグリア 出陣!能力では、どの出走メンバーにも劣らないと信じています。大柄の堂々とした馬体、ものすごいスピード、かっこいい名前!がんばれー!!#ディープインパクト
— Susie (@Susie73629484) 2020年6月1日
その思いが本当になって、とてもうれしいです!ここで、グランアレグリアのプロフィールをご紹介します。
グランアレグリア
2016年1月24日生
父 ディープインパクト 母 タピッツフライ 母父 Tapit
馬主 サンデーレーシング 藤沢和雄厩舎所属
通算成績 8戦5勝
主な勝鞍 2020年安田記念(GⅠ)、2019年桜花賞(GⅠ)、2019年 阪神カップ(GⅡ)
グランアレグリアは4歳。コンディションを整えるのが難しいところがあるようで、これまでに8戦しかしていません。
安田記念の前にヴィクトリアマイルへの出走を予定していましたが、熱発で回避することになりました。
アーモンドアイを下す絶好のチャンスだと思っていたので、回避はとても残念だったのですが、今になると結果オーライですね。
8戦のうち5勝していますが、負けたレースも3着、5着、2着。掲示板を外していません。
着差も最大で0.4秒差です。やっぱり力があるんですよね。
桜花賞や阪神カップなど、勝つ時はびっくりするような勝ち方をします。今回もまさにそうでした。
前走の高松宮記念は2着に負けたとはいえ、とても強いレースをしたので、今回も本当に楽しみにしていました。

3番人気でファンの人の支持は受けていたのですが、割と外の枠に入ったため、買い目に入れなかった人もいたみたいですね。
予想家の中でも、グランアレグリアを買わなかった人も結構見かけました。
昨日のレースを見ると、外目の枠は全く障害になりませんでしたね。外目の枠だと、何がよくないと思われていたんだろう?
レースの展開を読むのは、それほど難しいということですかね。
アーモンドアイが出遅れたので、終始アーモンドアイの前でレースをすることができて、理想的な形に持ち込めたと思います。
前が塞がれることもなく、横からプレッシャーを受けることもなく、リラックスして走れて、最後の坂を登るところぐらいから爆発的な伸びを見せてくれました。
堂々とした大柄の馬体。GI勝ち馬が10頭も出走していた豪華なメンバーでしたが、そのなかでも存在感が際立っていました。
直線の走りと、美しい体に惚れ惚れしました。
池添騎手も、3コーナーで目を負傷しながらも、完璧に導いてくれました。
2着のアーモンドアイにつけた着差は2馬身半。完勝でした。
いくら相手が後手を踏もうが、落鉄しようが、昨日強かったのはグランアレグリア。
それは間違いないと思います。
アーモンドアイは秋は中長距離路線にいくでしょうし、グランアレグリアとは路線が別れるかもしれません。
これが最初で最後の対決になるかもしれませんが、勝てて本当によかったです。
アーモンドアイのGI8勝がかかっていたため、NHKがニュースやその他の番組で取り上げたり、民放の競馬番組でもアーモンドアイに注目していました。
まあ、それもうなづけるところではあるんですが、もう少し勝ち馬を称えてくれてもいいのでは。
今日買ってきたスポーツ紙の解説者も、皆アーモンドアイのことばかりで、グランアレグリアの強さについてはほとんど触れてくれていないし。
まあこんなものだと諦めてもいるんですけどね。
先ほども言いましたが、コンディションを整えるのが難しいところがあるようなので、これからもレースを選んで、無理なく競走生活を送ってほしいです。
今日のレースで力は十分示しましたので。
レース後のツイートを見ていると、全弟のブルトガングに触れているものが結構ありました。
新馬戦でとても印象的な勝ち方をしましたが、病気でこの世を去ってしまいました。
元気でいれば、コントレイルの強力なライバルになっていたと思います。本当に残念でなりません。
父も母も天国に旅立って、一人になってしまったグランアレグリア。これからもどうか無事で、そして強いレースを見せてください。
名前の由来となったスペイン語の「大喝采」「大歓声」という意味の通りに、素晴らしい走りでした!
安田記念優勝、本当におめでとう🎉!
