2023年10月8日、ディープインパクト産駒のJRA通算勝利数が2750勝に到達。
父のサンデーサイレンスが持っていた2749勝の記録を抜いて、歴代単独1位になりました🎉
京都競馬場の第4レース、障害オープン(3170m)でロックユーが勝利し、新記録達成。
同日の東京競馬場の第9レースで、レフトゥバーズが三鷹特別で勝利。
早速通算勝利数を2751勝に伸ばしました。
障害戦で記録を達成したことを驚かれていたようですが、ディープ産駒は障害戦も得意です。
JRA通算勝利数の記録を達成したからといって、それほど感動はしないだろうと思っていました。
でも、実際に達成すると、じんわりと涙が浮かんできました。
初年度産駒がデビューした2010年から13年かかって達成した記録です。
活躍した馬たち、残念ながら勝利を得られなかった馬たち。一頭一頭の健闘に思いをはせました。
現時点で、JRAに所属している現役のディープ産駒は約160頭。
活躍馬ほど早く引退していきますし、現役馬の数もこれからどんどん減っていきます。
以前に比べて、勝利のペースもだいぶ落ちてきました。
2012年から昨年まで維持してきたJRAのリーディングサイヤーの地位。
今年は維持できないかもしれません。
でも、ディープ産駒にはもう少し活躍を続けてほしいです。
今回、ディープインパクトがサンデーサイレンスの記録を抜きました。
でも、当たり前ですが、サンデーの偉大さが損なわれることはありません。
最近、ハーツクライ産駒やダイワメジャー産駒が欧州の大レースを制しました。
日本だけでなく、海外でもサンデーの血の凄さが再認識されています。
何より、ディープを生み出したのはサンデーですからね。いつまでたっても頭が上がりません。
ディープには、これからも息子や孫を通じて、世界中に偉大な両親の血を広げていってほしいと思います。