ディープ産駒

海外にいるディープインパクト系種牡馬 めざせ、世界征服!?その3

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今日は、オーストラリア、ニュージーランド、アメリカ、チリ、アルゼンチンにいるディープ系種牡馬をご紹介します。

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海外にいるディープインパクト系種牡馬 めざせ、世界征服!?その2 先日のディープ系種牡馬に関する文章の続きです。以下がディープ系種牡馬がいる国の一覧です。 ...

前にも書きましたが、以下がディープ系種牡馬がいる国の一覧です。

海外にいるディープ系種牡馬まとめ

2023年4月27日現在 16ヶ国 24頭 (シャトル種牡馬を除く)

1. スウェーデン Barocci、ジェニアル (2022年10月にイタリアに移動)

2. イギリス Study of Man

3. アイルランド Saxon Warrior、トーセンスターダム

4. フランス マーティンボロ、ケイアイノーテック

5. イタリア アルバートドック、ジェニアル

6. トルコ スマートロビン、サトノアレス

7. 南アフリカ ダノンプラチナ

8. インド フィエロ、サトノインプレッサ

9. インドネシア Lord Langley (日本での競走馬名 ラングレー)

10. 中国 オコレマルーナ、ゼーヴィント、ガリバルディ

11. オーストラリア トーセンスターダム(2022年12月愛国に移動)、Fierce Impact

12. ニュージーランド ステファノス、Profondo

13. アメリカ Dowsing

14. チリ ヒラボクディープ

15. アルゼンチン サトノフラッグ

16. ブラジル ヴァンドギャルド

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オーストラリア

オーストラリアには、しばらく前にディープ産駒が次々に移籍した時期がありました。

ディープ産駒だけでなく、他の日本馬も何頭か移籍しています。

トーセンスターダム

*2023年4月27日追記

豪州でトーセンスターダムを繋養していたWoodside Park Stud

2023年度の種牡馬のリストと種付け料を発表しましたが、トーセンスターダムはリストに入っていません。

報道によると、トーセンスターダムはシャトル期間が終了しても、欧州にとどまる可能性が高いとのこと。

詳細はわかりませんが、また情報が入りましたら追記します。

トーセンスターダムは豪州で5年供用されました。

豪州にいた時の記事もこのまま残します。

日本からオーストラリアに移籍したディープ産駒のなかで、これまでで最も大きな成功を収めたのが、トーセンスターダムです。

トーセンスターダム

2011年3月14日生

父 ディープインパクト 母 アドマイヤキラメキ

母父 エンドスウィープ

トーセンスターダムは、2016年2月東京新聞杯に出走した後、オーストラリアに渡りました。

移籍前の4歳の春に、オーストラリアに遠征し、GⅠレースを2戦して、2着と5着になります。

この時にオーストラリアの関係者とのご縁ができたのかもしれませんね。

トーセンスターダムは日本で14戦、オーストラリアで6戦(遠征時のレースを含む)しています。

日本では、GⅢのきさらぎ賞とチャレンジカップを勝っていますが、残念ながらGⅠには手が届きませんでした。

デビューから武豊騎手とコンビを組み、クラシック戦線での活躍を期待されていましたが・・・。

ダービーの直線で内ラチにぶつかったシーンを覚えている方も多いのではないでしょうか。

オーストラリアに移籍した後は、体調の問題などから、1年ほどレースに使えない時期があったということです。

でも、6歳になった2017年秋に念願のGⅠを2勝!

翌年の春に引退して、Woodside Park Studで種牡馬入りしました。

Woodside Park StudのHPでは、種牡馬になった後のトーセンスターダムの動画が見られます。

現役時代は細身の印象があったのですが、種牡馬らしくがっちりした馬体になっていますね。

動画では馬体の良さを強調して、オーストラリアの牝馬の良さを引き出すと言っています。

自身も硬い馬場が得意だったので、子供にもそういう特徴が表れているとも。

日本でのオーナーだった島川さん、生産者のノーザンファームの吉田さん(おそらく)は、種牡馬になった今もトーセンスターダムの株主でいらっしゃるんですね。

ここ3年間で日本から来た種牡馬のうち、最も多い繁殖牝馬を集めたとも言っています。

ということは、この動画の撮影時期は2020年になってからでしょうね。

動画もかっこよくまとめられていますし、記事もたくさん掲載されています。

興味のある方はぜひどうぞ。

追記

*2022年11月5日追記

トーセンスターダム産駒、待望の初勝利です🎉

3歳騸馬のShurikenが、10月24日に1200m未勝利戦に出走し、見事に勝利しました。

今日2戦目の1400m戦に出走し、6着でした。

トーセンスターダム産駒は今年の3歳が初年度産駒です。

これまでに21頭がデビューしました。

産駒初勝利が今になったように、種牡馬として現在は苦戦しています。

産駒が主に短距離のレースに出走していることや、今年の豪州は雨が多いことも影響していると思います。

トーセンスターダム自身は比較的長い距離を得意にしていました。

産駒も成長に時間がかかるのかもしれません。

オーストラリアの生産者には、産駒が長い距離のレースに出られるようになるまで、もうしばらく待ってほしいと思います。

種付け料

・豪州

2018年度、2019年度   19,250豪ドル

2020年度 12,100 豪ドル

2021年、2022年 7,700 豪ドル

・アイルランド(シャトル供用)

2023年度 7,000ユーロ

追記

*2022年12月10日追記

トーセンスターダムが、2023年の種付けシーズンにアイルランドの牧場でシャトル供用されることが発表されました。

繋養されるのは、County Westmeath Farm内に新設される

Zenith Stallion Station

種付け料は7,000ユーロ。

関係者はトーセンスターダムの血統の良さに注目したとのことです。

トーセンスターダムには、豪州よりもヨーロッパの競馬の方が合う可能性もあります。

良い産駒が出てくれることを祈っています。

詳しくは、

シャトル供用されたディープ系種牡馬

をご覧ください。

Fierce Impact

*この項目は2021年4月23日に追記しています。

先日、Fierce Impactの引退と種牡馬入りが発表されました。

今年7歳になったFierce Impactは、オーストラリアの秋シーズンを競走馬として過ごした後、引退することが発表されていました。

しかし、レースに出走する態勢が整わなかったようで、予定より早く引退することになったようです。

以下の記事でもご紹介したように、Fierce ImpactはGⅠを3勝しています。

2019-2020年度の最優秀中距離馬にも選出されました。

世界のGⅠレースや重賞レースで活躍したディープインパクト産駒 その2 前回の記事に続いて、今日も世界のGIレースや重賞レースで勝利したディープインパクト産駒をご紹介していきます。 https:...

Fierce Impactが繋養されるのは

Leneva Park

種牡馬事業に参入したのは昨年で、現在種牡馬はFierce Impactの他にはもう1頭いるだけです。

同じビクトリア州には、マイル戦線で活躍した他の有力馬が種牡馬入りするらしいです。

Fierce Impactはお手頃価格でスタートという感じでしょうか。

でも勝負はこれから。

反響が大きくて、良い牝馬も集まっているようです。

産駒の誕生後の評価に期待したいです。

種付け料

2021 ~ 2023年 16,500 豪ドル

2024年  13,750 豪ドル (Lovatsvilleに移動)

トーセンスターダムの種付け料と比べると、えらい強気ですな・・・。

このほかにも、オーストラリアではリアルインパクト、ミッキーアイル、リアルスティール、Saxon Warriorがシャトル種牡馬として種付けを行いました。

今年はアルアインもオーストラリアに行く予定だったとのことですが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で中止になりました。

Saxon Warriorは今年もオーストラリアに行っています。

追記

*2024年5月11日追記

上にも書きましたように、Fierce Impactは2021年からLeneva Park studに繋養されていました。

先日、今年から同studが、新たに創設されるLovatsville studと提携することが発表されました。

Leneva Parkにいた種牡馬、Fierce ImpactとRoyal MeetingはLovatsville studに移動。

Leneva Parkは早期育成の事業に専念するとのこと。

マーティンボロが以前繋養されていたフランスの牧場さんと同じ事情かな。

この2つの牧場は同じビクトリア州で、地理的にそんなに離れていないのではないかと思います。

Leneva ParkはFierce Impactの主要な株主としての権利は保持するとのことです。

移動に伴って、今年の種付け料はダウン。

これから産駒がデビューして活躍し、また種付け料が上がってくれるといいな。

ニュージーランド

ニュージーランドにも複数のディープ系種牡馬がいます。

ステファノス

まずはステファノスのプロフィールをご紹介します。

ステファノス

2011年2月13日生

父 ディープインパクト 母 ココシュニック

母父 クロフネ

ステファノスはトーセンスターダムの同期ですね。ディープの4世代目の産駒です。

ステファノスはデビュー前から話題になっていて、私もデビューを楽しみにしていたことをよく覚えています。

デビュー戦は4着でがっかりしたことも(笑)。

でも、3戦目で勝ち上がり、3歳でGⅢの富士ステークスを制しました。

戦績を振り返ってみると、2着が本当に多いですね。

GⅠでは香港のレースを含めて、3度2着になっています。他の重賞レースでも2回。

最初に香港に遠征した時に手応えをつかんだのか、香港には5度遠征しています。

残念ながらGⅠで勝利を収めることはできず、2018年12月の香港でのレースを最後に引退。

引退後は、ニュージーランドの

Novara Park Stud

で種牡馬入りしました。

HPを見ると、ステファノス自身ももちろんですが、ディープの業績を大々的にアピールしていますね。

海外にいるディープ系種牡馬は、それぞれの国では業績を挙げたわけではない仔が多いです。

産駒がまだ出走していない段階では、やはり「ディープの息子」が一番のセールスポイントでしょうね。

最初のシーズンは108頭に種付けしたそうです。

シンジケートではない種牡馬にしては、多くの繁殖牝馬を集めることができたようです。

種付け料

2020年~2022年 7,000ニュージーランドドル

2023年、2024年 15,000ニュージーランドドル

また、ニュージーランドでは、2018年と2019年にサトノアラジンがシャトル供用されました。

サトノアラジンのオーストラリアでのシャトル供用について詳しくは、

シャトル供用されたディープ系種牡馬

をご覧ください。

追記

*2023年4月2日追記

ステファノスの初年度産駒で2歳牝馬のPignanが、ニュージーランドのGIで勝利しました🎉

4月1日、Awapuni競馬場で行われたCourtesy Ford Manawatu Sires’ Produce Stakes (GI)。

牡馬、牝馬、騸馬が出走できる1400m戦です。

Pignanは2022年9月にデビューし、3戦目で初勝利。6戦目でGIを制覇しました。

勝利したレース以外は3着。3着に縁があるんですね(笑)。

ステファノスは初年度産駒からGⅠ馬を輩出することができました。

サトノアラジンがニュージーランドで好成績をあげています。

その分、ステファノスが陰にかくれてしまうのではないかと心配していました。

でも、一つ結果を出すことができて安堵しています。

現時点ではステファノス産駒はPignan以外に7頭がデビューしていますが、残念ながら勝ち馬はいません。

Pignanに続いて、活躍馬が出てくれることを祈っています。

Profondo

2023年3月、オーストラリアで現役を続けていたProfondoが引退することが発表されました。

引退後はニュージーランドで種牡馬入りします。

繋養されるのは、ケンブリッジにある

Windsor Park Stud

マタマタにある

Mapperley Studとの共同購入だということです。

先日、SNSでProfondoがWindsor Park Studに到着した様子を収めた動画が公開されました。

今後は、何年かごとに2つの牧場を移動するのかもしれません。

ここで改めてProfondoのプロフィールを紹介します。

Profondo

2018年8月28日生

父 ディープインパクト 母 Honesty Prevails

母父 Redoute’s Choice

Profondoは2021年1月にデビューして勝ち上がり。3戦目でGⅠを制しました。

GIを勝つまでのProfondoについては、以下の記事に書いています。

世界のGⅠレースや重賞レースで活躍したディープインパクト産駒  今日は、海外でGⅠレースなどの大レースに勝利したディープインパクト産駒を、まとめてご紹介しようと思います。 このブログでは...

GⅠを勝ってからは、残念ながら勝ち星を挙げられませんでした。

主戦騎手も交代し、雨にたたられ通しでもありました。

あまりにも運に恵まれず、残念ながら陣営の方針も馬に合わなかったと思います。

それでも3歳時のRosehill Guineas (GI)では4着。

4歳になって出走したWinx Stakes (GI)では3着に入っています。

近走ではレースに対して前向きでなく、レースを嫌がっている印象もありました。

ここで種牡馬入りしたのは、馬にとってはよかったと思います。

馬体には異常がないようです。

11戦しかしていないのも、今後の種牡馬生活にはプラスになるでしょう。

その高い能力を十分に発揮できなかったのは、とても残念です。

でも、ハンサムな容姿を受け継いだすばらしい子供たちが、たくさん生まれることを祈っています。

種付け料

2023年度 17,500ニュージーランドドル

アメリカ

*この項目は2021年5月20日に追記しました。

過去に書いたページで、

アメリカにもディープ系種牡馬がいるはずだが、詳細がわからないとお伝えしました。

最近情報を入手しましたので、追記します。

アメリカにいるのはDowsingです。まずプロフィールをご紹介します。

Dowsing

2013年6月1日生

父 ディープインパクト 母 フォレストレイン

母父 Caerleon

このDowsingは聞き慣れない名前だと思います。未出走に終わった馬だからです。

Study Of Manのオーナーであるニアルコス家が、所有する繁殖牝馬のフォレストレインを日本に送りました。

ディープインパクトとの間には3頭の仔が生まれていますが、Dowsingも含め、活躍馬を出すことはできませんでした。

フォレストレインの初年度産駒、フリードニアは来日して、2006年のジャパンカップに参戦しています。

ディープと同じレースで走ったので、覚えている方もいらっしゃるかもしれませんね。

Dowsingはフランスで調教中に腱を損傷して、デビューできませんでした。

そして、2017年にアメリカインディアナ州のHolden Farmで種牡馬入りしました。

Throughbred Daily News紙の

2017年3月6日付けの記事には、

Dowsingの写真が掲載されています。

写真を見ると、額にディープと似た斑があります。4歳でしたが、まだ幼げな顔をしています。

Dowsingの初年度の種付け料は10,000米ドル。現在は25,000米ドルに上がっています。

未出走で、産駒の実績もまだない現状では、この価格はかなり強気の設定のようです。

毎年20頭前後に種付けしています。

種牡馬入り当時の新聞記事には、ニアルコス家が種付けの権利を保有するとも書かれていました。

今年2年めの産駒がデビューします。

Holden Farmの共有オーナーさんがサンデーサイレンスのファンだったという話を聞きました。

同牧場のFacebookには、ディープ産駒の海外での活躍のニュースが掲載されています。

Dowsingにはこれからも元気で過ごしてもらって、1頭でも活躍馬を出してくれればと願っています。

種付け料

2017年 10,000ドル

2021年 ~ 2024年   25,000ドル

なんかすごく強気の価格設定ではないでしょうか?最初のシーズンでも高いって言われてたみたいなのに。

同じ地域の他の種牡馬より飛び抜けて高いんですけど。

参考資料はこちら

ほぼプライベート種牡馬って感じなんで、いいのかなあ・・・。

追記

*2022年12月11日追記

2021年5月、Dowsing産駒の3歳騸馬(当時)、Book of Romeoが、インディアナグランド競馬場の未勝利戦で勝利しました🎉

そして、今年9月には、Horseshoe Indianapolis競馬場で4歳牝馬のBickermentsが勝利を収めています。

同月には同じ競馬場で

4歳騸馬のPresto Benchが2着になっています。

Dowingは2021年には15頭の牝馬と交配し、8頭の仔が生まれています。

2022年は12頭と交配しました。

Bloodhorseの記事による

と、Dowsingの種付け料は2023年度も25,000ドルに設定されています。

チリ

チリにはヒラボクディープがいます。

ヒラボクディープ

2010年4月26日生

父 ディープインパクト 母 キャットアリ

母父 Storm Cat

ヒラボクディープは3世代目のディープ産駒です。

3歳時にGⅡの青葉賞を制しました。

ダービーや菊花賞にも出走しましたが、残念ながら良い結果は得られませんでした。

その後はオープンクラスのレースや重賞に出走し、24戦4勝の成績を挙げます。

そして、2017年9月のレースを最後に引退。

引退後はチリの

Haras Matriarca牧場

種牡馬入りしました。

ヒラボクディープの最新の画像が、ツイッターにアップされていました↓

2022年4月20日付けです。

 

この牧場は、ツイッターやYoutubeでも積極的に情報発信しているようです。

チェックしていると、最新のヒラボクディープの情報が得られます。

そして、産駒の動画も。この仔はたぶんセールに上場されたんですね。

2022年4月13日にツイートされたものです。

種付け料

2020年~2022年度 2,000米ドル

2023年度 2,500米ドル

2020年度と2021年度の金額は違うように思えます。

でも、ドルとチリ・ペソの違いだけで、金額はほとんど変わっていないのかもしれません。

追記

*2023年3月19日追記

ヒラボクディープ産駒が待望の初出走を果たしました!

2歳牡馬のNgannuが、チリのサンティアゴ競馬場の1300m戦に出走し、2着に入りました。

勝ち馬は圧倒的に強かったですが、しぶとく2着を確保。

ヒラボクディープ産駒は数が少なく、デビュー時期が遅くなったようです。

これからも産駒が無事出走し、活躍してくれることを祈っています。

追記

*2023年7月23日追記

ヒラボクディープ産駒が待望の初勝利を挙げました!!

7月22日、チリのChile競馬場で行われた1300mのレースに、3歳牝馬のNagaoが出走。

どろどろの馬場でしたが、見事に勝利しました。

ヒラボクディープ産駒が初出走してから約4ヶ月。

確かに時間はかかりました。

でも、今のところ1000mや1200mのレースに主に出走しています。

もっと成長し、長い距離のレースに出走するようになってから、本領が発揮されるのではないでしょうか。

アルゼンチン

2023年3月、サトノフラッグのアルゼンチンでの種牡馬入りが発表されました。

まずはサトノフラッグのプロフィールをご紹介します。

サトノフラッグ

2017年2月26日生

父 ディープインパクト 母 バラダセール

母父 Not For Sale

サトノフラッグはサトノレイナスの全兄です。

サトノレイナスは、2021年の牝馬クラシック戦線で活躍しながら、怪我のため早期の引退を余儀なくされました。

サトノフラッグは2019年11月に2戦目で勝ち上がり。

2020年3月には武豊騎手を鞍上に迎えて、弥生賞ディープインパクト記念(GⅡ)を優勝しました。

弥生賞に「ディープインパクト記念」という名称がついた最初の年でした。

その後はクラシック路線を進み、菊花賞では3着に入りました(優勝馬はコントレイル)。

2021年6月のエプソムカップで2着になった後、骨折が判明。長期休養を余儀なくされました。

1年半の休養を経て、6歳で白富士ステークスで復帰。しかし、レース中に跛行を発症し、競走中止になりました。

その後引退が発表されました。

当初は乗馬になることが発表されていましたが、その後アルゼンチンで種牡馬入りすることが明らかになりました。

繋養されるのは、

ブエノスアイレス州にあるHaras Vacación

この牧場は、サトノフラッグの母のバラダセールを生産した牧場です。

バラダセールはアルゼンチンの3歳牝馬チャンピオンであり、引退後に日本に輸出されました。

サトノフラッグは里帰りすると言ってもいいかもしれませんね。

海外の母馬が生産された牧場で種牡馬入りするというのは、ディープ系種牡馬の中で初めてです。

種牡馬としての実績は当然求められるでしょう。

でも、サトノフラッグは牧場ゆかりの馬として大切にしてもらえるのではないかと思います。

種付け料はまだ発表されていません。

ブラジル

2023年4月、ヴァンドギャルドが現役を引退し、ブラジルで種牡馬入りすることが発表されました。

まずはヴァンドギャルドのプロフィールをご紹介します。

ヴァンドギャルド

2016年2月20日生

父 ディープインパクト 母 スキア

母父 Motivator

2023年の皐月賞を勝利したソールオリエンスの半兄です。

ヴァンドギャルドは2018年9月の新馬戦でデビューし、初勝利を収めました。

クラシックには出走しませんでしたが、着実に勝利を重ねてオープン入り。

2020年の富士ステークス(GⅡ)で勝利しました。

2021年3月のドバイターフ(GI)で2着になった後は、海外での適性を見出され、海外でのレースが続きました。

それまで、日本でも別に悪い成績ではなかったんですが。

2021年10月の毎日王冠を除き、最後のレースになった2023年のドバイターフまで、海外で7戦しました。

米国、香港、サウジでも出走しましたが、上位には来られず。

しかし、2021年のドバイターフでは2着、翌年の同レースでも3着。

その結果により、国際的な注目を集めることになりました。

2023年のドバイターフのレース後、左前脚に屈腱炎を発症していることが判明。

すでに7歳になっていたことから、引退が決まりました。

同時に海外での種牡馬入りも発表されていました。

血統面やドバイで結果を出していることから考えて、欧州に行くとばかり思っていました。

しかし、後日ブラジルでの種牡馬入りが発表されました。

繋養されるのは、リオグランデ・ド・スル州 にある

Haras Old Friends

HPが見つけられませんでしたので、インスタグラムのアカウントにリンクを貼りました。

ブラジルでは、サンデーサイレンス産駒のアグネスゴールドが種牡馬として大成功を収めました。

ヴァンドギャルドは、2021年に亡くなったアグネスゴールドの後継としても期待されているようです。

遠い国に行くことになりましたが、元気で頑張ってほしいです。

 

これまで海外の牧場で繋養されているディープ系種牡馬をご紹介してきました。

種牡馬は移動が多いと聞きますし、今後引退する仔達など、状況がどんどん変わっていくでしょう。

何か変化があった時には、修正や追加をしたいと思います。

今海外にいるディープ系種牡馬は、その国での実績がないことが多いです。

それで、最初は父親のディープの業績が大々的にアピールされています。

でも、産駒がデビューして活躍すれば、自身の業績がアピールされていくことでしょう。

まずは元気で過ごしてもらって、今いる場所で末永くかわいがってもらえることを祈っています。

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シャトル供用されたディープ系種牡馬 以下の記事で、海外にいるディープ系種牡馬を紹介しました。 https://deepforever.com/?p=303 ...
世界のGⅠレースや重賞レースで活躍したディープインパクト産駒  今日は、海外でGⅠレースなどの大レースに勝利したディープインパクト産駒を、まとめてご紹介しようと思います。 このブログでは...

ご紹介した馬たちの父、ディープインパクトについては、

ディープインパクトってどんな馬?

をご覧ください。

 

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