先日、ラヴズオンリーユーが香港のクイーンエリザベス2世カップで優勝しました。
これで、海外の重賞・GⅠレースで勝利したディープ産駒は20頭(海外生産馬を含む)になりました!

そして、海外での勝利は、
*2022年3月29日現在
重賞勝利 2012年から11年連続
GⅠ勝利 2014年から9年連続
ということになりました!
これまでにも海外の大レースに勝利したディープ産駒の話を書いてきました。今日は、そのデータをまとめます。
ふーん、そうなんだーとひまつぶし程度に見ていただければと思います。
ディープインパクト産駒が重賞を勝利した国や場所
まず、ディープインパクト産駒が重賞を勝利した国の一覧です。

- アイルランド
- イギリス
- フランス
- ドバイ
- 香港
- 日本
- オーストラリア
- アメリカ
これまでも言いましたが、要するに海外のビッグレースが開催されている場所です(笑)。
海外の大レースで勝利を収めたディープインパクト産駒
以下が、世界のGⅠレース、重賞レースを勝利したディープ産駒の一覧です。
このページに記載されている数字はいずれも、2022年10月26日現在のものです。
海外のGⅠレース、重賞レースを制したディープインパクト産駒 26頭
GⅠ勝ち馬 17頭
重賞勝ち馬 9頭
以下が内訳です。
GⅠ勝ち馬5頭
Study Of Man、Beauty Parlour、Fancy Blue、Profondo
Auguste Rodin
重賞勝ち馬2頭
Bartaba、Harajuku
GⅠ勝ち馬13頭
ヴィブロス、エイシンヒカリ、グローリーヴェイズ、Saxon Warrior
ジェンティルドンナ、トーセンスターダム、Fierce Impact
リアルインパクト、リアルスティール、ラヴズオンリーユー
Snowfall、シャフリヤール、Glint Of Hope
重賞勝ち馬6頭
Akihiro(改名してStimulation)、Aquamarine、キズナ、ジェニアル、Savarin、マカヒキ
ディープインパクト産駒のGⅠ、重賞勝利数 42勝
海外の大レースの年度別勝ち馬
以下は、年度別の勝ち馬一覧です。赤字はGⅠ勝利馬です。
2012年
Beauty Parlour、Aquamarine
2013
キズナ
2014
ジェンティルドンナ
2015
エイシンヒカリ、リアルインパクト
2016
リアルスティール、エイシンヒカリ、スティミュレーション、マカヒキ
2017
ヴィブロス、トーセンスターダム、Saxon Warrior
2018
Saxon Warrior、Study OF Man
バルタバ、Fierce Impact
2019
Fierce Impact、グローリーヴェイズ
サヴァラン
2020
Fancy Blue、Fierce Impact
2021
ラヴズオンリーユー、Harajuku
Snowfall、Profondo、グローリーヴェイズ
2022
シャフリヤール、Glint Of Hope、Auguste Rodin
上記の期間で海外でGⅠを勝利できなかったのは2013年です。
この年はジェンティルドンナがドバイに初めて遠征して、2着になっています。
今思うと、記録の面からも惜しかったですね(笑)。
また、キズナが凱旋門賞を勝ってくれれば、記録がつながりました。
でも、どちらも相手が強かったのでしかたがありません。
国別の勝利数
国別の勝利数は以下の通りです。
アイルランド
GⅠ: 1勝 重賞: 2勝 計 3勝
フランス
GⅠ: 4 重賞: 9 計 13
イギリス
GⅠ: 6 重賞: 1 計 7
オーストラリア
GⅠ: 8 重賞: 1 計 9
ドバイ
GⅠ: 4 計: 4
香港
GⅠ: 5 計: 5
アメリカ
GⅠ: 1 計: 1
やはりフランスが多いですね。日本馬も、海外生産馬も勝っています。
その他の記録
ここからは、その他の細かい記録を記していきます(笑)。
初めての海外重賞勝ち馬
ディープインパクト産駒で初めて海外で重賞を勝ったのはBeauty Parlourです。
2012年4月15日にグロット賞(GⅢ)で勝利を収めました。
その約2週間後に、Aquamarineがアレフランス賞(GⅢ)で勝利しました。
Beauty Parlourは初のGⅠ勝ち馬でもあります。
2012年5月13日、フランスのロンシャン競馬場で開催されたプール・デッセ・デ・プーリッシュで勝利しました。
フランス1000ギニーとも言われているレースです。
Beauty Parlourの功績は本当に大きいです。
複数回勝利した馬
海外でGⅠ、重賞を複数回勝利した馬は以下の通りです。
Beauty Parlour、Fancy Blue、Saxon Warrior、Fierce Impact
トーセンスターダム、エイシンヒカリ、Snowfall、ラヴズオンリーユー
グローリーヴェイズ、Auguste Rodin
このなかで、GⅠを複数回勝利した馬は、
Fancy Blue、Saxon Warrior、Fierce Impact
トーセンスターダム、エイシンヒカリ、Snowfall、ラヴズオンリーユー
グローリーヴェイズ
ちなみに、GⅠを最も多く勝ったのはFierce Impact、Snowfall、ラヴズオンリーユー。3勝を挙げています。
海外の鬼
これは日本生産馬に限ったことなのですが、「海外の鬼」の称号をヴィブロスに捧げます(笑)。
エイシンヒカリも海外で強かったですが、ヴィブロスの成績にはかなわないかな。
日本でよりも、海外で力を発揮できる馬がいるものですが、面白いですね。
以上、「それがどうした」データでした(笑)。
残り少ない世代ではありますが、ディープ産駒が海外で一つでも多くの重賞、GⅠに勝ってくれることを祈っています。
各馬について詳しくは、こちら↓
2021年5月2日追記:
この記事を公開した日の翌日、早速新たな重賞勝利が達成されました!
フランスのクレオパトラ賞(GⅢ)で、Harajukuが見事に勝利しました!
この勝利により、ディープインパクト産駒の海外重賞レース勝利数は30勝に到達しました。
このページのデータも更新しました。
Harajukuは現役馬なので、この後GⅠも勝ってもらって、さらなる記録更新にも期待したいです。
2021年5月13日追記:
昨日、イギリスの重賞レースでSnowfallが見事優勝しました。
出走したのは、ヨーク競馬場で開催されたミュージドラ(Musidora)ステークス(GⅢ)。
このページのデータも更新しました。
2021年6月28日追記:
6月4日に開催された英オークスでSnowfallが圧勝しました。このページのデータも更新しました。
2021年7月31日追記:
7月17日に開催された愛オークスでSnowfallが圧勝しました。このページのデータも更新しました。
ってここまで、6月28日の追記と同じなんですが💦
Snowfallには、これからも勝ち続けてほしいです。できれば圧勝で!
2021年9月25日追記:
8月19日に開催されたヨークシャーオークスでSnowfallが勝利しました。このページのデータも更新しました。
9月12日に出走したヴェルメイユ賞は残念ながら2着。
オブライエン調教師によると、凱旋門賞への出走を予定しているとのこと。