ディープ産駒

世界のGⅠレースや重賞レースで活躍したディープインパクト産駒 その3

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今日も世界のGレースや重賞レースで勝利したディープインパクト産駒をご紹介していきます。

世界のGⅠレースや重賞レースで活躍したディープインパクト産駒  今日は、海外でGⅠレースなどの大レースに勝利したディープインパクト産駒を、まとめてご紹介しようと思います。 このブログでは...
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ディープインパクト産駒が重賞を勝利した国や場所

まず、ディープインパクト産駒が重賞を勝利した国の一覧です。

重賞勝利を上げた場所一覧
  1. アイルランド
  2. イギリス
  3. フランス
  4. ドバイ
  5. 香港
  6. 日本
  7. オーストラリア
  8. アメリカ

これまでも言いましたが、要するに海外のビッグレースが開催されている場所です(笑)。

海外の大レースで勝利を収めたディープインパクト産駒

そして、以下が2023年10月19日現在、世界のGⅠレース、重賞レースを勝利したディープ産駒の一覧です。

海外のGⅠレース、重賞レースを制したディープインパクト産駒 28頭

外国産馬 9頭

GⅠ勝ち馬5頭 

スタディオブマン、ビューティパーラー、ファンシーブルー、プロフォンド

オーギュストロダン

重賞勝ち馬4頭

バルタバ、ハラジュク、ドラムロール、ムラマサ

日本産馬 19頭

GⅠ勝ち馬13頭 

ヴィブロス、エイシンヒカリ、グローリーヴェイズ、サクソンウォリアー

ジェンティルドンナ、トーセンスターダム、フィアースインパクト

リアルインパクト、リアルスティール、ラヴズオンリーユー、

スノーフォール、シャフリヤール、グリントオブホープ

重賞勝ち馬6頭

アキヒロ(改名してスティミュレーション)、アクアマリン、キズナ、ジェニアル、サヴァラン、マカヒキ

今回は日本産馬のうち、主に日本で活躍した(している)産駒をご紹介します。要するに、海外遠征して勝利を収めた馬たちです。

まずは海外のGⅠレースで勝利した馬から。紹介する順番はアイウエオ順で、特に順番に意味はありません。

主に日本で活躍した(している)日本産馬

馬名の前に👑のマークがついているのは、海外のGⅠ勝ち馬です。

今日は4頭ご紹介しますが、いずれも海外のGⅠレースで勝利を収めた馬です。

👑ヴィブロス

 

勝利レース: 2017年 ドバイターフ(GⅠ)

ヴィブロスが海外遠征して、勝利を収めたのは上記のドバイターフだけです。初めての海外でのレースでした。

このレースはモレイラ騎手の騎乗ぶりが本当に素晴らしくて、私もモレイラ騎手はさすがだと思っていました。

でも、モレイラ騎手だったから、ヴィブロスが海外で好走できたのかというと・・・。以下をご覧ください。

2018年、2019年 ドバイターフ 2着

2018年 香港マイル(GⅠ) 2着

ヴィブロスが海外でレースに出走したのは上記の4戦だけ。つまり、全レースで連対してるんです!!

この間に日本で出走した中山記念や天皇賞秋は8着に終わっているんですが。あとの日本の2戦も4着、5着でした。

海外での4戦、全て外国人騎手が騎乗していますが、全レース、騎手が違うんです。

2018年ドバイターフ クリスチャン・デムーロ騎手
2018年香港マイル ビュイック騎手
2019年ドバイターフ バルザローナ騎手

何が言いたいかというと、ヴィブロスの海外での好走は、モレイラ騎手のおかげだけではないということです。

ドバイターフでは3年連続連対と、ドバイのコースが合っていただろうことは否定しません。

でも、香港でも2着に入っている・・・。

ヴィブロスは小柄で、現役時の最高馬体重は440kgでした。

海外への輸送では食欲が落ちて、ただでさえ小柄なヴィブロスには合わないだろうと勝手に思い込んでいたのですが、この成績。

どうして海外でこんなに強かったのか、ヴィブロス本人に話を聞いてみたいです(笑)。

ヴィブロス 思い出のディープインパクト産駒 その15このブログに移ってきて、記念すべき最初の記事はヴィブロスを取り上げます。 ヴィブロスって、現役の時はそれほど思わなかったんですけど...

👑エイシンヒカリ

勝利レース: 2015年 香港カップ(GⅠ)、2016年 イスパーン賞(GⅠ)

ヴィブロスときて、エイシンヒカリ・・・。個性的な馬たちですね。

海外で活躍するには、これぐらいキャラが立っていないといけないのかしらん(笑)。

エイシンヒカリは現役時、2015年5月の都大路ステークス以降はずっと武豊騎手が手綱をとっていました。

このため、海外で勝利した2戦とも、武豊騎手が騎乗していました。

ヴィブロスは日本でも秋華賞で勝っていたのですが、エイシンヒカリは日本ではGⅠタイトルを獲得することはできませんでした。

逃げ馬ということもあり、香港はともかく、ヨーロッパで好走できる感じは正直しませんでした。

それで、ヨーロッパ遠征すると聞いた時は、「なんでわざわざ」と思ってしまった私。

はい、間違っていたのは私の方でした(笑)。イスパーン賞での強さは、今でも目に焼き付いています。

その後一番人気を背負って出走したロイヤルアスコットのプリンスオブウェールズステークス(GⅠ)は、雨続きで馬場が重く、上位に来ることはできませんでした。

2016年に再び香港カップに参戦しますが、上位には来られず。このレースを最後に現役を引退しました。

でも、海外遠征で4戦2勝は十分立派な成績ですよね。

引退後は日本で種牡馬になり、現在産駒達が活躍しています。

海外でこれだけ良績を収めたので、海外で種牡馬入りしていたらどうだっただろうと思うこともあります。

産駒の中で、海外でも活躍してくれる仔が出てくれると楽しいんですけど。

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👑グローリーヴェイズ

勝利レース: 2019年、2021年 香港ヴァーズ(GⅠ)

今日ご紹介するなかで唯一の現役馬。今年6歳になりましたね。

グローリーヴェイズはこのブログでご紹介するのは初めてなので、プロフィールを書いておきます。

グローリーヴェイズ

2015年3月2日生

父 ディープインパクト 母 メジロツボネ 母父 スウェプトオーヴァーボード

馬主 シルクレーシング  尾関知人厩舎所属

通算成績 13戦5勝

主な勝鞍 2019年、2021年香港ヴァーズ(GⅠ)、2019年日経新春杯(GⅡ)、2020年京都大賞典(GⅡ)

グローリーヴェイズはご存知の通り、国内ではGⅠをまだ勝てていません。

今年6歳であることを考えると、時間はあまり残されていないと思いますが、なんとか国内でもGⅠを勝ってほしいです。

香港ヴァーズで手綱をとったのはモレイラ騎手。モレイラ騎手・・・やっぱりすごいな・・・。

このレース、2着は先日引退したラッキーライラックで、3馬身半の差をつけています。

数多くのディープインパクト産駒の中で、最高の国際レーティングを獲得したのはエイシンヒカリで、129ポンド。

次がこのグローリーヴェイズで125ポンドです。それだけ香港ヴァーズのレースが高く評価されているのだと思います。

香港ヴァースのレース中、モレイラ騎手がカメラをつけていたので、こんな貴重な映像もとれてました↓。


2020年は3戦しか出走しておらず、有馬記念も回避になりました。

今年は体調を整えて、ぜひ活躍してほしいと願っています。

*2021年12月17日追記

グローリーヴェイスが2021年の香港ヴァーズでも勝利を収めました🎉詳しくはこちら

👑ジェンティルドンナ

 

勝利レース: 2014年 ドバイシーマクラシック(GⅠ)

ジェンティルドンナがすごいのは、海外でのGⅠレース勝利も下手をすると

「ああ、そんなことあったね」

って感じになることですかね(笑)。他にもすばらしい実績があるので。

ジェンティルドンナは3歳でジャパンカップを制覇した後、翌年初めての海外遠征に出かけます。

同じドバイシーマクラシックに出走しましたが、結果は2着。あの時は勝ち馬のセントニコラスアビーが強かったですね。

ジェンティルも初めての海外で、夜間のレースも初めて。

陣営によると、当日もレースがあることを十分にわかっていなかった感じがあったとか。

でも、翌年は陣営も本人も(笑)リベンジする気満々で、同じレースに出走。鞍上にはムーア騎手を迎えました。

戦前はアイルランドのエイダン・オブライエン厩舎のマジシャンが強敵だと思われていました。

グリーンチャンネルでのレース中継で解説していた合田直弘さんが、

「ムーアになんとかしてほしい」

とおっしゃっていたのが印象的でした。

ムーア騎手はこのレースの前に、ブリーダーズカップターフでマジシャンに騎乗して勝たせていたからなんですよね。

マジシャンの特徴もよくわかっていたということです。

そして、合田さんの言葉通り、ムーア騎手はなんとかしてくれました!

最後の直線、前がふさがりっぱなしでどうにもならなかったところから、大胆な進路変更。

ジェンティルもその指示にすぐに応えて、突き抜けて一着。すばらしかったです。興奮しました。

ジェンティルはこの年の有馬記念で勝利を収めたのを最後に引退したので、海外でのレースは2戦だけでした。

ドバイシーマクラシックという海外の大レースで2着、1着の成績というのは、やはりすばらしいですね。

ジェンティルはGⅠを7勝していますが、牝馬3冠の3戦を除けば、牡馬も出走する大きなGⅠレースで勝利を収めたのもすごいと思います。

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ここまで海外でGⅠレースを勝ったディープ産駒、日本産の4頭をご紹介してきました。

どの仔も個性的で、書いていてとても楽しかったです。

次回が最後になりますが、海外の重賞レースで活躍したディープ産駒を引き続きご紹介します。

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