ディープインパクト

競馬をこよなく愛されたエリザベス女王ご逝去

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イギリスのエリザベス女王が、2022年9月8日、96歳でご逝去されました。

今日、9月19日の夜にロンドン中心部のウェストミンスター寺院で葬儀が行われます。

日本からは天皇皇后両陛下がご列席されます。

ディープインパクトは、馬をこよなく愛し、競走馬のオーナーブリーダーでもある女王とのご縁があります。

ディープインパクトの母方の曾祖母、Highclereは女王の所有馬。

1974年の英1000ギニーと仏オークスを勝った名牝です。

エリザベス女王とディープのご縁について詳しくは、以下のページをご覧ください。

エリザベス女王陛下とディープインパクト ロイヤルアスコット開催に寄せて *2022年9月19日追記 2022年9月8日、エリザベス女王陛下が96歳でご逝去されました。 競馬をこよなく愛...
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エリザベス女王所有のディープインパクト産駒

エリザベス女王は所有されている繁殖牝馬のDiplomaを日本に送り、ディープと交配させました。

2018年に牝馬のPortfolioが、2019年に牡馬のEducatorが誕生。

2頭ともイギリスで競走生活を送っています。

Portfolioはこれまでに8戦しており、2勝2着1回3着2回。

リステッドレースで3着に入ったため、ブラックタイプも獲得しています。

Portfolioは2021年の8月19日のレースで6着になったのを最後に、1年以上レースに出走していません。

現在登録しているレースもありません。

何も情報がないのですが、これだけ期間が空いているので、繁殖に上がった可能性もあると思います。

Portfolioの全弟のEducatorは2021年8月にデビューし、3戦目で勝ち上がり。

2022年4月のレースで2勝目を挙げました。

当初英ダービーへの登録もあり、女王在位70年の記念の年に、ダービーへの出走が期待されました。

でも、結局は登録を取り下げ、休養に入りました。

しばらく姿を見ることができなかったのですが、思いもかけない所で元気な様子を見ることができました!

9月17日、18日にイギリスの馬産地、ニューマーケットでザ・ヘンリー・セシル・オープンウィークエンドという催しが開催されました。

競馬界と一般の方々との交流イベントで、厩舎見学など様々な催しが企画されています。

その一つに、ニューマーケットの厩舎所属の一流現役馬が、一般の方々の前でキャンターをするという企画があります。

今年も10戦無敗のBaaeedや、GⅠを5勝し、来月の凱旋門賞出走の有力馬、Alpinistaなどが参加。

その先陣を切って、エリザベス女王所有のEducatorとSagaがキャンターを披露。

騎乗している騎手は、女王の勝負服を身に着けていました。

長年競馬界に多大な貢献をされてきた女王に対する追悼の一環です。

Educatorがこの催しに参加したのは、Baaeedと同じ厩舎に所属していたのが大きな理由でしょう。

ちょうど今、10月のレースに向けて調教を積んでいました。

偶然の選択だったと思います。

でも、ディープ産駒のEducatorがこのような催しに参加できたことは、女王との深いご縁を感じさせました。

Educatorは、10月7日にニューマーケット競馬場で開催されるハンデ戦に登録があります。

2400m戦で、予定通り出走すれば、半年ぶりのレースとなります。

エリザベス女王は、所有する繁殖牝馬をイギリスにいる種牡馬と交配させる方針だったと聞いています。

Diplomaを日本に送って、ディープと交配させたのは、特別なことだったでしょう。

所有されているディープ産駒2頭は重賞には手が届いていません。

でも、それぞれ2勝を挙げています。少しはお喜びいただけたでしょうか。

女王陛下が亡くなられて、所有されていた厩舎や繁殖馬、現役馬がどうなるのかはわかりません。

王室の他の方々のなかで、競馬にご興味のある方がいらっしゃるのかもわかりません。

もしかすると、葬儀が終わって落ち着いたら、馬たちは売却されることになるのかもしれません。

でも、女王が所有されていた馬であれば、今後も大切に扱われると信じています。

女王陛下のご逝去のニュースを聞き、大きなショックを受けました。

自分でも驚くほどのショックでした。

私はもちろんイギリス国民ではありません。

でも、以前仕事でイギリスと関わりがありました。

仕事相手が王室の仕事を請け負っていたというかすかなご縁もありました。

何よりも、物心ついた時からエリザベス女王がおられました。

イギリスの象徴としての存在感がとても大きかったのだと思います。

また、ディープのファンになってからは、ご縁のあるエリザベス女王への親しみが増しました。

長年の重い責務を全うされた女王陛下が、安らかにお休みになられますことを心からお祈りしています。

追記

*2022年10月1日追記

エリザベス女王が所有されていた競走馬、繁殖馬は、チャールズ国王が引き継がれることがわかりました。

オーナーの名義が変わった後、ディープインパクト産駒のEducatorが、チャールズ国王の所有馬として初めて出走しました。

9月29日、イギリスのSalisbury競馬場で開催された2000mのレース。

残念ながら2着で、オーナーのチャールズ国王の初勝利とはなりませんでした。

でも、所有馬の先陣を切って出走できたことは、光栄でした。

追記

*2023年4月29日追記

エリザベス女王が所有されていたディープ産駒の牝馬、Portfolioが繁殖に上がったことがわかりました。

3歳時の2021年8月のレースで6着になったのが、最後のレースになりました。

通算成績は8戦2勝2着1回3着2回。

2022年にフランケルと交配したとの情報がありますが、今年産駒が無事誕生したかどうかは確認がとれていません。

以前、チャールズ国王は相続した繁殖牝馬と仔馬を売却し、競走馬の生産からは手を引くという報道がありました。

Portfolioや母馬のDiplomaが今後売却されるのかはわかりませんが、注目していきます。

Portfolioの全弟、Educatorは騸馬になりましたが、4歳になった今年も現役を続行しています。

4月25日に約半年ぶりに出走しましたが、残念ながら上位には来られませんでした。

現在のオーナー名義はHM The King & HM The Queen Consort。

チャールズ国王とカミラ王妃の共同所有ですね。

なんとかまた勝利をつかんでほしいです。

追記

*2023年12月28日追記

エリザベス女王が所有されていたディープ産駒の牡馬、Educatorのオーナーが変わりました。

チャールズ国王、またはチャールズ国王とカミラ王妃の共同所有の名義で9戦。

2着2回、3着2回で残念ながら勝利を上げられませんでした。

オーナーの変更に伴い、ウィリアム・ハガス厩舎からマイケル・アップルビー厩舎に転厩。

明日、Southwell競馬場で行われる2400m戦に出走予定です。

この時期に転厩したということは、5歳になる来年も現役続行ということですね。

心機一転、これからも無事で頑張ってほしいです。

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