ディサイファ

ディサイファ 思い出のディープインパクト産駒 その8 追記あり

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今回はディサイファを取り上げます。それは、以下のツイートで久しぶりにその姿を見たからです!

今は馬場馬術のドレッサージュホースとして頑張っていて、先日初めての競技会に出場したのですね。元気そうでよかった!

ディサイファは良血で、重賞を4勝しているのですが、G1には手が届かず、種牡馬にはなれませんでした。

2018年2月に、管理していた小島太調教師が定年で引退され、ディサイファも9歳になっていたため、中山記念を最後に引退しました。

その最後のレースも10頭中6着ではありましたが、優勝した馬とは0.3秒差。立派だったと思います。

引退した当時は、ダーレー・ジャパンの牧場に戻って功労馬になり、種牡馬としても活動するという話もあったようですが、結局乗馬になったのですね。

種牡馬になってほしかったので残念だなあ。

この中山記念の結果を見直していたら、気になることが・・・。ヴィブロス8着だったの?どうしたん?

でも、この次のレースはドバイに行って、2着だったんですけども。ヴィブロスも個性的な子でしたね。また記事を書きたいと思います。

話をディサイファに戻して、まずプロフィールをご紹介します。

ディサイファ

2009年4月20日生

父 ディープインパクト 母 ミズナ 母父 Dubai Millennium

馬主 H.H.シェイク・モハメド  小島太厩舎所属

通算成績 46戦9勝

主な勝鞍 2015年札幌記念(GⅡ)、2016年アメリカジョッキークラブカップ(GⅡ)

2世代目のディープ産駒で、ジェンティルドンナやディープブリランテと同期です。

ディサイファが初めて重賞を勝ったのは、2014年、5歳時のエプソムカップ。

プロフィールでご紹介した札幌記念は6歳時、アメリカジョッキークラブカップは7歳時ですから、遅咲きのタイプだったのですね。

結局、9歳まで競走馬として走り続けましたし。

怪我などで長期休養したこともないと思いますし、丈夫でもあったと思います。

私がディサイファについてよく覚えているのは、ディサイファを見ると、いつもじれじれしていたということです。

たぶん、血統から言っても相当の素質があるのに、成長曲線がゆっくりで、なかなか大きなところに手が届かなかったからじゃないかなと思います。

ディープ産駒は2歳や3歳の頃に重賞を勝つ仔も多いですし、ディサイファはディープ産駒にしてはちょっと珍しいタイプかも。

デビュー戦は武豊騎手が騎乗し、3戦目で勝ち上がり。このへんにもじれじれしていたのかも(笑)。

4戦目からは騎手が変わって、2勝目を上げるまでに10戦かかっています。わかった、ここだ!じれじれしてたのは(笑)。

その後は3連勝で1600万下のクラスまで進み、その2戦後にオープンに昇格しています。

やっぱり3歳時と4歳時は、十分に成長できていなかったということでしょうね。

母、ミズナの父はDubai Millennium。

素晴らしい成績を上げて種牡馬入りしましたが、早く亡くなり、1世代の産駒しか残せませんでした。

でも、そのたった1世代の産駒のなかから、アイルランドの2000ギニーとジャックルマロワ賞を制したドバウィが出て、血がつながっています。

ディサイファの母、ミズナも貴重な産駒の一頭ですね。ディサイファも、Dubai Millenniumの血を引くディープ産駒として、大きな期待を集めていました。

他には、Dubai Millenniumの血を引くディープ産駒はいないと思います。

じれじれさせられはしましたが、9歳まで元気に走って、重賞4勝。立派だったと思います。

ディサイファで記憶に残っているエピソードは、デビュー前のことだったと思いますが、管理していた小島太調教師が、

「ディープの仔の乗り味を知りたい」

ということで、調教で乗られたことがあったということ。

騎手を引退されて、ずいぶん時間がたっていたので、知り合いの調教師さんなどには

「危ないからやめとけ」

とからかわれていたそうなのですが。騎手だった方が、ディープ産駒の乗り味が知りたいと思うのも無理はないかなと思った覚えがあります。

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ディサイファのお勧めレース

9歳まで46戦を走り抜いたディサイファ。武豊騎手を鞍上に迎えて勝った2016年のアメリカジョッキークラブカップはぜひ見てほしいです。

関東の厩舎の馬だったのですが、武騎手もよく乗ってくれていましたよね。

今年騎手を引退した四位騎手もよく乗ってくれていました。その四位騎手とともに勝った2015年の札幌記念もお勧めです。

ディサイファの魅力

ディサイファの最大の魅力はやはり、丈夫で一生懸命走り続けたところでしょうか。成長曲線はゆっくりでも、着実に成長を続け、立派な成績を残してくれました。

私は明るい毛の色で、上品な印象の馬体も好きでした。ゴドルフィンが日本で以前使用していた勝負服のレンガ色っぽい赤の色合いともよく合っていました。

ディサイファはこの記事の冒頭でもお話しした通り、今はゴドルフィン・ジャパンの牧場でドレッサージュホースとして調教を積んでいるようです。

このゴドルフィンリホーミングという取り組みは、よい成績を上げられなかった競走馬や引退した競走馬の故障を治療して、去勢手術をし、十分な休養を取らせた後に、引き取ってくれる牧場に譲るというものだそうです。

ディサイファはたぶん、今はゴドルフィン・ジャパンの牧場にいると思うのですが、今後はどこかの牧場に移る可能性もあるのでしょうか。

できればずっとゴドルフィンの牧場にいられるといいのにな。移った先で大切にしてもらえれば問題はないんですけどね。

引退してから、どうしているのかとなんとなく気にかかっていた馬です。久しぶりに近況を知ることができて、うれしかった!

これからも元気で、長生きしてくれることを祈っています。

 

・2020年11月9日追記

ディサイファが、全日本馬場馬術大会に出場したそうです!スゴイですね・・・。

残念ながら、予選は突破できなかったようですが。

当日は動画配信もしていたそうなので、知っていれば見たんだけどなあ・・・。

そして、日本馬術連盟のHPによると、ディサイファは今、JRAの馬事公苑にいるのだそうです。

ゴドルフィンの施設にいるのかと思ってたんですけど。

なんだ、早く言ってよって感じです(笑)。と言っても、見に行けるわけじゃないですけどね。

 

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