ディープ産駒

海外にいるディープインパクト系種牡馬 めざせ、世界征服!?その3

今日は、オーストラリア、ニュージーランド、チリにいるディープ系種牡馬をご紹介します。

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前にも書きましたが、以下がディープ系種牡馬がいる国の一覧です。

海外にいるディープ系種牡馬まとめ

1. スウェーデン  Barocci、ジェニアル

2. イギリス Study of Man

3. アイルランド Saxon Warrior

4. フランス マーティンボロ

5. イタリア アルバートドック

6. トルコ スマートロビン

7. 南アフリカ ダノンプラチナ

8. インド フィエロ

9. オーストラリア トーセンスターダム、Fierce Impact

10. ニュージーランド ステファノス

11. チリ ヒラボクディープ

オーストラリア

オーストラリアには、しばらく前にディープ産駒が次々に移籍した時期がありました。

ディープ産駒だけでなく、他の日本馬も何頭か移籍しています。

トーセンスターダム

日本からオーストラリアに移籍したディープ産駒のなかで、これまでで最も大きな成功を収めたのが、トーセンスターダムです。

トーセンスターダム

2011年3月14日生

父 ディープインパクト 母 アドマイヤキラメキ

母父 エンドスウィープ

トーセンスターダムは、2016年2月東京新聞杯に出走した後、オーストラリアに渡りました。

移籍前の4歳の春に、オーストラリアに遠征し、GⅠレースを2戦して、2着と5着になります。

この時にオーストラリアの関係者とのご縁ができたのかもしれませんね。

トーセンスターダムは日本で14戦、オーストラリアで6戦(遠征時のレースを含む)しています。

日本では、GⅢのきさらぎ賞とチャレンジカップを勝っていますが、残念ながらGⅠには手が届きませんでした。

デビューから武豊騎手とコンビを組み、クラシック戦線での活躍を期待されていましたが・・・。

ダービーの直線で内ラチにぶつかったシーンを覚えている方も多いのではないでしょうか。

オーストラリアに移籍した後は、体調の問題などから、1年ほどレースに使えない時期があったということです。

でも、6歳になった2017年秋に念願のGⅠを2勝!

翌年の春に引退して、Woodside Park Studで種牡馬入りしました。

Woodside Park StudのHPでは、種牡馬になった後のトーセンスターダムの動画が見られます。

現役時代は細身の印象があったのですが、種牡馬らしくがっちりした馬体になっていますね。

動画では馬体の良さを強調して、オーストラリアの牝馬の良さを引き出すと言っています。自身も硬い馬場が得意だったので、子供にもそういう特徴が表れているとも。

日本でのオーナーだった島川さん、生産者のノーザンファームの吉田さん(おそらく)は、種牡馬になった今もトーセンスターダムの株主でいらっしゃるんですね。

ここ3年間で日本から来た種牡馬のうち、最も多い繁殖牝馬を集めたとも言っています。ということは、この動画の撮影時期は2020年になってからでしょうね。

動画もかっこよくまとめられていますし、記事もたくさん掲載されているので、興味のある方はぜひどうぞ。

種付け料は、12,100 オーストラリアドル(2020年10月18日のレート【以下同じ】で約90万円)です。

産駒は来年2歳になるので、まだデビューしていませんが、活躍を期待したいと思います。

Fierce Impact

*この項目は2021年4月23日に追記しています。

先日、Fierce Impactの引退と種牡馬入りが発表されました。

今年7歳になったFierce Impactは、オーストラリアの秋シーズンを競走馬として過ごした後、引退することが発表されていました。

しかし、レースに出走する態勢が整わなかったようで、予定より早く引退することになったようです。

以下の記事でもご紹介したように、Fierce ImpactはGⅠを3勝しています。

2019-2020年度の最優秀中距離馬にも選出されました。

世界のGⅠレースや重賞レースで活躍したディープインパクト産駒 その2前回の記事に続いて、今日も世界のGIレースや重賞レースで勝利したディープインパクト産駒をご紹介していきます。 https://de...

Fierce Impactが繋養されるのはLeneva Park

種牡馬事業に参入したのは昨年で、現在種牡馬はFierce Impactの他にはもう1頭いるだけです。

2021年度の種付け料は16,500豪ドル(2021年4月23日付けのレートで約137万円)と発表されています。

同じビクトリア州には、マイル戦線で活躍した他の有力馬が種牡馬入りするらしく、お手頃価格でスタートという感じでしょうか。

でも勝負はこれから。

反響が大きくて、良い牝馬も集まっているようなので、産駒の誕生後の評価に期待したいです。

 

このほかにも、オーストラリアではリアルインパクト、ミッキーアイル、リアルスティール、Saxon Warriorがシャトル種牡馬として種付けを行いました。

今年はアルアインもオーストラリアに行く予定だったとのことですが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で中止になりました。

Saxon Warriorは今年もオーストラリアに行っています。

ニュージーランド

 

ニュージーランドにはステファノスがいます。

ステファノス

2011年2月13日生

父 ディープインパクト 母 ココシュニック

母父 クロフネ

ステファノスはトーセンスターダムの同期ですね。ディープの4世代目の産駒です。

ステファノスはデビュー前から話題になっていて、私もデビューを楽しみにしていたことをよく覚えています。デビュー戦は4着でがっかりしたことも(笑)。

でも、3戦目で勝ち上がり、3歳でGⅢの富士ステークスを制しました。

戦績を振り返ってみると、2着が本当に多いですね。GⅠでは香港のレースを含めて、3度2着になっています。他の重賞レースでも2回。

最初に香港に遠征した時に手応えをつかんだのか、香港には5度遠征しています。

残念ながらGⅠで勝利を収めることはできず、2018年12月の香港でのレースを最後に引退。

引退後は、ニュージーランドのNovara Park Studで種牡馬入りしました。

HPを見ると、ステファノス自身ももちろんですが、ディープの業績を大々的にアピールしていますね。

海外にいるディープ系種牡馬は、それぞれの国では業績を挙げたわけではない仔が多いです。

産駒がまだ出走していない段階では、やはり「ディープの息子」が一番のセールスポイントでしょうね。

2020年度の種付け料は7,000ニュージーランドドル(約50万円)です。

最初のシーズンは108頭に種付けしたそうです。シンジケートではない種牡馬にしては、多くの繁殖牝馬を集めることができたようです。

*2021年4月25日追記

ステファノスが繋養されているNovara Park Studのツイッターによると、

2021年度の種付け料は7,000NZドルで変わらず。

かっこよく撮ってもらってますね、ステファノス。宣伝も大事です。

 

また、ニュージーランドでは、2018年と2019年にサトノアラジンがシャトル供用されました。

チリ

チリにはヒラボクディープがいます。

ヒラボクディープ

2010年4月26日生

父 ディープインパクト 母 キャットアリ

母父 Storm Cat

ヒラボクディープは3世代目のディープ産駒です。

3歳時にGⅡの青葉賞を制しました。ダービーや菊花賞にも出走しましたが、残念ながら良い結果は得られませんでした。

その後はオープンクラスのレースや重賞に出走し、24戦4勝の成績を挙げます。そして、2017年9月のレースを最後に引退。

引退後はチリのHaras Matriarca牧場で種牡馬入りしました。

チリに渡った後の画像が、ツイッターにアップされていました↓

 

この牧場は、ツイッターやYoutubeでも積極的に情報発信されているようです。

チェックしていると、最新のヒラボクディープの情報が得られます。

ヒラボクディープの種付け料は2,000米ドル(約20万円)です。

これまで海外の牧場で繋養されているディープ系種牡馬をご紹介してきました。

種牡馬は移動が多いと聞きますし、今後引退する仔達など、状況がどんどん変わっていくでしょう。何か変化があった時には、修正や追加をしたいと思います。

今海外にいるディープ系種牡馬は、その国での実績がないことが多いので、最初は父親のディープの業績が大々的にアピールされています。

でも、産駒がデビューして活躍すれば、自身の業績がアピールされていくことでしょう。

まずは元気で過ごしてもらって、今いる場所で末永くかわいがってもらえることを祈っています。

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