ディープ産駒

ラヴズオンリーユー、ブリーダーズカップ フィリー&メアターフ優勝

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現地の11月6日(日本時間 7日)にアメリカのデルマー競馬場で開催されたビッグレースで、
ディープ産駒のラヴズオンリーユーが優勝しました🎉

出走したレースはブリーダーズカップ フィリー&メアターフです。

主催者がYouTubeにアップしたレース動画はこちらです↓

こちらが少し長いバージョンです。

長いバージョンの動画では、レース後に解説者の方々がレースの印象を話しています。

何度もpatienceと言っていて、馬に囲まれても、最後の直線でもよく辛抱して、すばらしい末脚を発揮したと称えていました。

川田騎手にも「よく辛抱した」と言っていましたね。

確かに、周りの馬から(特にムーア騎手のラブ・・・)プレッシャーをかけられたり、囲まれたりしながらもよく辛抱しました。

そして、最後の馬の間をピュッと抜け出してくる末脚。

ドバイのレースでの勝負根性を思い出しましたし、まさにディープ産駒らしい末脚だとうれしくなりました。

ラヴズオンリーユーは一口馬主クラブ、DMMバヌーシーに所属する馬です。

DMMバヌーシーは2017年に設立された比較的新しいクラブです。会員の皆さまも関係者の方々もお喜びでしょうね。
おめでとうございます!!

私はDMMバヌーシーさんが会員さんのために制作されている動画が好きで、よく見ています。

所属馬一頭一頭について、かっこいい動画が制作されているんです。

今はちょうどラヴズオンリーユーのBC挑戦に向けて、HPにこれまでの動画がまとめられていて見やすくなっています。

3歳時のオークス勝利から、5歳での香港GⅠ勝利、出走前の関係者インタビューなど、いろいろな内容の動画があります。

そのうちにBC勝利の動画もアップされるでしょうね。楽しみです。

ディープ産駒にとっても記念すべき初めてのアメリカGⅠ制覇となりました。

ディープ産駒の海外での重賞・GⅠレースの勝ち馬はこちらの記事にまとめています。情報を更新しなくては。

ディープ産駒にアメリカでGⅠを勝ってほしいというのは、一つの夢でもありました。

ディープ産駒はアメリカの重賞レースへの出走自体が少なかったので、出走しさえすれば、これまでにもチャンスはあったとは思うのですが。

私個人としては、グランアレグリアにブリーダーズカップに出走してほしいと思っていました。

でも、天皇賞秋への出走が決まりましたし、その前にのど鳴りの手術もしたので、結果的には行かなくてよかったということかもしれません。

代わりにラヴズオンリーユーが勝ってくれて、とてもうれしいです。

よく言われることですが、今5歳の牝馬ってすごいっすね。

グランアレグリアにラヴズオンリーユー、クロノジェネシス・・・すごすぎる。

でも皆今年で引退だと思うので、来年はどの仔が台頭してくるんでしょうか。

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ラヴズオンリーユーのプロフィール

ラヴズオンリーユーについては他の記事にも書いてきたのですが、一頭だけの記事は初めてです。

ここで改めて、プロフィールを書いておきます。

ラヴズオンリーユー

2016年3月26日生

父 ディープインパクト 母 ラヴズオンリーミー

母父 Storm Cat

馬主 DMMドリームクラブ株式会社

矢作芳人厩舎所属

通算成績 15戦7勝 (2021年11月8日現在)

主な勝鞍 2019年東京優駿牝馬(GⅠ)、2021年QE2世カップ(GⅠ)
2021年BC フィリー&メアターフ(GⅠ)

ご存知の通り、リアルスティールの全妹ですね。

こうやって見ると、海外に強い血統というか、一族というか、あるんだなーと思います。ヴィブロスの一族も海外に強いですよね。

父のディープはアメリカで大活躍したサンデーサイレンスの息子であり、母父のStorm Catもアメリカの名種牡馬。

アメリカの競馬ファンの方々も、ラヴズオンリーユーの血統を見れば、縁を感じて喜んでくれるのではないでしょうか。

実際にYouTubeのレース動画に、サンデーサイレンスの孫が優勝してくれてうれしいというコメントが寄せられているのをよく見かけました。

あとは、母方の曾祖母でBCターフを連覇したミエスクの名を挙げている人もいました。

こういう血統の馬がアメリカに遠征して、大レースで勝利を収めたのは本当によかったと思います。

「海外の鬼」継承?

日本の競走馬であっても、むしろ海外でのレースの方が好成績を挙げられる馬もいます。

ディープ産駒でも、エイシンヒカリやリアルスティールは日本ではGⅠを勝てなかったものの、海外でGⅠを制覇しました。

海外でのあまりの強さに、私が「海外の鬼」という称号を奉っていたのはヴィブロス

ヴィブロス 思い出のディープインパクト産駒 その15このブログに移ってきて、記念すべき最初の記事はヴィブロスを取り上げます。 ヴィブロスって、現役の時はそれほど思わなかったんですけど...

あの小柄な体で、どうしてあんなに海外で好成績を残すことができたのか、未だによくわかりません(笑)。

でも、今回のBCのGⅠレース制覇で、ラヴズオンリーユーもヴィブロスの域まで達したと言えるかもしれません。

ラヴズオンリーユーって、海外にいてもなんか心配する必要がないというか、「大丈夫だろう」と思わせてくれる馬なんですよね。

なぜだかわかりませんが。

次走は12月に開催される香港カップを予定しています。これがラストランになるでしょうか。

まずは無事に帰国してもらって・・・と思っていたら、アメリカから香港に直行するとのこと。

春にはドバイから香港に直行した実績もありますし、直行したほうが検疫の条件が軽くなり、馬への負担も減るということでしょうか。

まさに世界を股にかける活躍ですね!これからもどうか無事で。
ラヴズオンリーユー、おめでとう!
そして、夢を叶えてくれて本当にありがとう!!

*2022年1月17日追記

アメリカの年度代表馬を決めるエクリプス賞の部門賞の最終候補に、ラヴズオンリーユーが選出されました!

選出されたのは芝牝馬部門で、3頭の最終候補に入っています。

同厩舎で共にアメリカに遠征したマルシュロレーヌも、ダート古馬牝馬部門の最終候補に選ばれました。

両馬ともアメリカで一戦しかしていないので、最終的に部門賞を穫れなくても納得です。

でも、もし穫れたら本当にすばらしいですね!

ブリーダースカップ その他

今年のブリーダーズカップには、ラヴズオンリーユーを含め、7頭の日本馬が参戦していました。

そして、同じ矢作厩舎に所属するオルフェーヴル産駒、マルシュロレーヌがダートGⅠで優勝していましたね!おめでとう🎉

ディープ産駒ではもう一頭、ヴァンドギャルドがBCマイルに出走しましたが、残念ながら12着。

枠入りの際に他馬が暴れて、集中力が途切れてしまったとのこと。うーん、残念。

そして、BCマイルにはディープゆかりの馬がもう一頭参戦していました!

それは、ディープ産駒のBeauty Parlourの娘、Blowoutです。

Blowoutは5歳で、デビュー以来アメリカで競走生活を送っています。

現在までのところ、12戦4勝、2着5回、3着1回と堅実に走っていますね。

今年の5月に牝馬限定のGⅡレースを勝ち、10月には同じく牝馬限定のGⅠ、ファーストレディステークスで優勝。

Beauty ParlourはアメリカのGⅠ馬を送り出したのですね🎉

BCマイルでは残念ながらヴァンドギャルドより一つ前の着順、11着に終わりました。

グリーンチャンネルの中継で、前走のGⅠレースの映像も少し見られてうれしかったです。

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