ディープ産駒

ヴィルシーナ 思い出のディープインパクト産駒 その14

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ディープ産駒の思い出を綴っていますが、今日取り上げるのはヴィルシーナ。

ヴィルシーナと言えば、元大リーガーの佐々木主浩さんがオーナーであることで有名ですね。

また、3歳時、牝馬の三冠レースでいずれもジェンティルドンナの2着だったというエピソードもよく知られています。

ジェンティルドンナ 思い出のディープインパクト産駒その2Image by Pexels from Pixabay 先日、たくさんいるディープ産駒のなかでも一番好きなのはハープスター☆だと...

 

最後の秋華賞ではハナ差まで詰め寄ったんですけど、残念ながら2着に終わりました。

珍しい事例として、海外メディアにも取り上げられました。

それではまず、ヴィルシーナのプロフィールをご紹介します。

ヴィルシーナ

2009年3月5日生

父 ディープインパクト 母 ハルーワスウィート

母父 Machiavellian

馬主 佐々木主浩さん

友道康夫厩舎所属

通算成績 21戦5勝

主な勝鞍 2013年、2014年 ヴィクトリアマイル(GⅠ)

2012年 クイーンカップ(GⅢ)

馬主の佐々木さんが母馬のハルーワスウィートに思い入れがあって、その産駒をずっと所有されているのは有名な話です。

ハルーワスウィートは先天的に尾骨がなく、尻尾がない馬でした。

馬は走る時、尻尾でバランスをとっていると言われています。

佐々木さんは、ハルーワスウィートの尻尾がないのに一生懸命走っている姿に感銘を受けたそうです。

同馬は現役時代5勝していて、能力の高さを示してもいました。

ヴィルシーナはハルーワスウィートの2番仔で、半弟にシュヴァルグラン、全妹にヴィブロスがいます。

これまでデビューした5頭の産駒のなかで、3頭がGⅠ馬になりました。本当に優秀なお母さんですね。

ヴィルシーナは2011年8月にデビューして、勝利します。

翌年2月のクイーンカップで優勝し、クラシック戦線に名乗りを挙げました。

先ほどもお話しした通り、3歳時の3冠レースでは高い能力を示しながら、無念の結果でした。

こういう場合、その後大きいレースを勝つというのは結構難しいことだと思います。

でも、ヴィルシーナは翌年のヴィクトリアマイルで念願のGI勝利を達成します。

いらすとや

その後、不振に陥った時期もありましたが、2014年の同レースでも勝利し、見事に連覇を果たします。

ヴィクトリアマイルを最初に勝った時は、

「やっぱり強かったんだな。ようやくGIが勝ててよかったな」

と思っただけだったのですが、2014年に連覇した時は本当に驚きました。

2013年にGI勝利を挙げた後、一年ほど成績が振るわず、掲示板に載ることもありませんでした。二桁着順もけっこうありました。

それで、2014年のヴィクトリアマイルでは11番人気。私も正直、勝つのはちょっと難しいと思っていました。

でも、そのような心配は必要なく、見事に同レースを連覇しました。

馬主の佐々木さんは他の用事があって、東京競馬場には来られず、奥様だけが表彰式に出られていたのが記憶に残っています。

レース後の話では、ヴィルシーナの闘争心を呼び起こそうと、内田博幸騎手や陣営の方々がさまざまな工夫をされていたということです。

そのかいあって、次走の宝塚記念でも、牡馬相手に3着と好走しました。

2014年の有馬記念にジェンティルドンナと共に出走し、このレースを最後に一緒に引退しました。

ヴィルシーナの関係者の方はジェンティルドンナと一緒にしてもらわなくてもいいでしょうが、私はディープファンですから(笑)。

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ヴィルシーナのお勧めレース

負けてしまったんですが、2012年の秋華賞はぜひ見ていただきたいです。

ジェンティルドンナという怪物牝馬相手に、互角に戦っていた勇姿が見られます。

また、念願のGI初勝利となった2013年のヴィクトリアマイルはもちろん、翌年の同レースもお勧めです。

 ヴィルシーナの魅力

青毛で上品な馬体がとても魅力的でした。

性格も穏やかそうで、管理していた友道調教師は、グリーンチャンネルの番組で

「ヴィルシーナが人間だったら、お嫁さんにしたい」

とおっしゃっていました(笑)。

でも、レースに行くと、しぶとさを発揮して、懸命に走るところも好きでした。

ヴィルシーナは引退後、ノーザンファームに戻って繁殖牝馬になりました。

産駒のブラヴァスは、ヴィルシーナと同じように佐々木主浩さんが馬主で、友道厩舎に所属しています。

残念ながらクラシック戦線で活躍することはできませんでした。

でも、4歳になって重賞戦線で好走しており、2020年7月の七夕賞では2着に入りました。

8月末には新潟記念への出走を予定しています。

ブラヴァスはディープ産駒ではないので、あまり活躍されると複雑ではあるのですが(笑)、ヴィルシーナの実績にもなりますものね!

ヴィルシーナには、優秀な繁殖牝馬であるお母さんと同じように、優れた仔をたくさん生んでほしいです。

そしてもちろん、元気で長生きしてくれることを祈っています。

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以上、Susieでした。

 

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