現役の時だったか、引退してからだったか覚えていませんが、中央競馬ピーアールセンターのミルクチョコレートクランチを買いました(笑)。
缶にハープスターの写真があしらわれていて、中味は食べてしまいましたが、今でも缶はとってあります。
これまでディープ産駒については書いていなかったのですが、これから少しずつ、特に思い出に残っている産駒についても書いていこうと思います。
レースに出走した数多くの産駒のなかで、誰が一番好きかと聞かれたら、私は「ハープスター」✨と答えます。
ここで、まずハープスターのプロフィールを簡単にご紹介します。
ハープスター
2011年4月24日生
父 ディープインパクト 母 ヒストリックスター 母父 ファルブラヴ
馬主 キャロットファーム 松田博資厩舎所属
通算成績 11戦5勝
主な勝鞍 2014年桜花賞(GⅠ)、2014年札幌記念(GⅡ)
祖母は1993年の桜花賞、オークスを勝ったベガ。ベガはこと座の一等星で、ベガを英語で言うとハープスター。名前も素敵でした。
母のヒストリックスターは未出走でしたが、繁殖に上がってから、素晴らしい牝馬を生みましたね。
ハープスターには全兄のピュアソウルがいましたが、 中央で2勝を挙げた後、病気でなくなりました。
ヒストリックスターにはその後、ディープとの産駒はいませんでしたが、一昨年生まれて、今年2歳になったハープスターの全弟が、すでに入厩を果たしたようです。
あらためて、現役時代の成績を見ると、もっともっとやれたはずだという印象が否めません。
出走したのもわずかに11レースでしたし、もっともっとGⅠレースも勝てたはず。
それでも、数々の大レースで走り、フランスの凱旋門賞にも参戦し、その末脚のすばらしさを絶賛されました。
故障で引退を余儀なくされますが、最後の方は特に何かが噛み合わなかったという印象があります。
ドバイのシーマクラシックでムーア騎手に乗ってもらえると聞いた時は、本当にうれしかったんだけどなあ・・・。
ハープスター お勧めのレース
ハープスターはデビューする前から評判が高く、私もデビュー戦をとても楽しみにしていました。
デビュー戦は中京のレースで、直線でちょっとふらふらしながらも勝ってくれました。
そして、その後、衝撃のレースを披露することになるのです。そう、それが新潟2歳ステークス(GⅢ)。
後に皐月賞を勝ち、ほかにも数々の重賞レースで勝利を収めて、現在は種牡馬になっているイスラボニータに、3馬身の差をつけて勝ったというレースです。
とにかくレースを見ていただきたいのですが、直線の走りは何度見てもぶっとんでしまいます(笑)。
何かを飲みながら見ていたら、「ぶっ」と吹き出してしまいそうです。
直線に入るまでは、あまり走る気がなさそうなハープスターでしたが、直線でスピードにのってからの走りがまさに圧巻です。
当時競馬ファンの間でもとても話題になったレースです。
次のお勧めレースは2014年の桜花賞。これも本当に後ろの方からぶっ飛んできて、大外を回して届いてしまったというレースですね。
競馬場でレースを観戦した方が、ご自分で撮影した映像をYoutubeにアップしたものを見たのですが、観客の方の反応が面白かったです。
「本当に届くのか、届くのか、届いたー!!」
って感じで。
この時はパドックのエピソードも面白かったですね。
大レースともなると、パドックの周りは大勢の人が集まりますし、パドックの内側にも馬主さんなど大勢の人がいます。
3歳の牝馬ともなると、繊細で雰囲気にのまれてしまう子も多いなか、ハープスターは咲いていた桜の花を食べようとしていたとか(笑)。
新潟2歳ステークスで新潟競馬場に遠征した時も、緊張して食が細くなるどころか、馬房の寝藁まで食べようとしていたというエピソードがありました。
私がハープスターを好きになったのも、この数々の肝の座ったエピソードを聞いて、かわいい❤と思ったことも理由の一つです。
もう一つのお勧めレースは2014年の札幌記念。
古馬との初対戦で、共に凱旋門賞への出走を予定していたゴールドシップと対戦しました。
ほかにもホエールキャプチャやロゴタイプなど、強い古馬が出走していました。
ゴールドシップとの叩き合いを制し、後続に5馬身つけて勝利!すばらしい走りでしたね。
レース後、ゴールドシップに騎乗していた横山典弘騎手と川田騎手が健闘を称え合っていたのも印象的でした。
この時は、実は夏場の調整に苦労したという話も聞いているので、よく勝てたなと思います。
凱旋門賞は思うような結果にはなりませんでしたが、持ち味は十分に見せてくれたと思います。
ハープスターの魅力
おがわじゅりさんがイラスト、コメントを書かれたクリアファイルも購入していました。
ハープスターの魅力は、ディープ産駒の牝馬には珍しく、大柄で筋肉質の馬体と爆発的な末脚です。
武豊TVで、武騎手が、新潟2歳ステークスに騎乗していた横山典弘騎手が、ハープスターのお尻の大きさにびっくりしていたと話していました。
ディープの牝馬は馬体が小さくて、食が細い子が比較的多いのですが、ハープはその心配は全くなく(笑)、頼もしかったです。
実は走るのがあまり好きではなかったようですね。
だからレースの最初の方はスピードが乗らず、末脚に賭けるというようなレースぶりになったのでしょうか。
桜花賞のパドックや新潟競馬場でのエピソードもあったように、堂々とした肝の座った性格もとても好きでした。
引退して繁殖牝馬になってから、体調不良や不受胎が続き、デビューした子はこれまでに1頭だけで、まだ勝利は収められていません。
産駒の活躍も期待したいところですが、まずはハープが元気で、長生きしてくれることを祈りたいです。
数あるディープ産駒のなかでも、とても印象の深い大好きな馬でした。
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無料登録すると、POG大会や予想大会に参加できます。この予想大会は未来のスター予想家を発掘するためのものだそうです。 無料コンテンツに名馬物語というエッセイがあり、ディープの現役時代の話が読めたのがうれしかったです。以上、Susieでした。