ディープ産駒

世界のGⅠレースや重賞レースで活躍したディープインパクト産駒 その2

前回の記事に続いて、今日も世界のGIレースや重賞レースで勝利したディープインパクト産駒をご紹介していきます。

世界のGⅠレースや重賞レースで活躍したディープインパクト産駒 修正済今日は、海外でGⅠレースなどの大レースに勝利したディープインパクト産駒を、まとめてご紹介しようと思います。 数が多くなりすぎるため...
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ディープインパクト産駒が重賞を勝利した国や場所

まず、ディープインパクト産駒が重賞を勝利した国の一覧です。

重賞勝利を上げた場所一覧
  1. アイルランド
  2. イギリス
  3. フランス
  4. ドバイ
  5. 香港
  6. 日本
  7. オーストラリア

前回も言いましたが、要するに海外のビッグレースが開催されている場所です(笑)。

海外の大レースで勝利を収めたディープインパクト産駒

そして、以下が2021年5月13日現在、世界のGⅠレース、重賞レースを勝利したディープ産駒の一覧です。

海外のGⅠレース、重賞レースを制したディープインパクト産駒 22頭

外国産馬 5頭

GⅠ勝ち馬3頭 

スタディオブマン、ビューティパーラー、ファンシーブルー

重賞勝ち馬2頭

バルタバ、ハラジュク

日本産馬 17頭

GⅠ勝ち馬10頭 

ヴィブロス、エイシンヒカリ、グローリーヴェイズ、サクソンウォリアー

ジェンティルドンナ、トーセンスターダム、フィアースインパクト

リアルインパクト、リアルスティール、ラヴズオンリーユー

重賞勝ち馬7頭

アキヒロ(改名してスティミュレーション)、アクアマリン、キズナ、ジェニアル、サヴァラン、マカヒキ、スノーフォール

今回は日本産馬のうち、主に海外で活躍した(している)産駒をご紹介します。まずはGⅠ馬から。

主に海外で活躍した(している)日本産馬

日本語の馬名のほかに、英語のスペルも記しておきます。

馬名の前に👑のマークがついているのは、海外のGⅠ勝ち馬です。

👑サクソンウォリアー  Saxon Warrior (JPN)

 

勝利レース: 2018年 イギリス 2000ギニー(GⅠ)

2017年 イギリス レーシングポストトロフィーステークス(GⅠ)、アイルランド ベレスフォードステークス(GⅡ)

サクソンウォリアーも、海外でディープの名を高めてくれた馬の一頭です。

ファンシーブルーと同じで、世界有数のサラブレッド事業体であるクールモアが生産した馬です。

北海道安平町のノーザンファームで生まれ、その後アイルランドに渡りました。

ディープ産駒はフランスで実績を残していましたが、イギリスでも大レースを勝ってくれたということは、大きな意味があったと思います。

しかもクラシックレースですからね。

2000ギニーで勝利を収めた後も、イギリスやアイルランドの大レースに出走しました。

勝利は得られませんでしたが、上位には来ていたので立派だったと思います。

2000ギニーの後は2,000m~2,400mの中距離のレースを使われていましたが、戦績を見るとマイルのほうが適性があったかもしれませんね。

エイダン・オブライエン調教師もサクソンウォリアーの引退時にそのようなことをおっしゃっていましたが。

サクソンウォリアーは2018年に脚部不安のため、3歳で引退を余儀なくされました。

引退後はクールモアスタッドで種牡馬になりました。初年度産駒が各地のせりに上場され、評価も上々ということです。

これからは種牡馬としても、ディープの名を高めてくれたらと願っています。

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👑フィアースインパクト Fierce Impact (JPN)

 

勝利レース: 2020年 オーストラリア マカイビーディーヴァステークス(GⅠ)

2019年 トゥーラックハンディキャップ(GⅠ)、カンタラステークス(GⅠ)

2018年 サマーカップ(GⅢ)

このブログでフィアースインパクトを紹介するのは初めてなので、プロフィールも掲載します。

フィアースインパクト

2014年3月6日生

父 ディープインパクト 母 ケイアイガーベラ 母父 Smarty Jones

馬主 Seymour Bloodstock, Denns Racing Et Al

Matthew A Smith厩舎所属

2020年12月28日現在の通算成績(イギリス時代を含む) 29戦6勝

フィアースインパクトは、NHKマイルカップを制したケイアイノーテックや、2日前に初勝利を挙げたケイアイシェルビーの全兄です。

↓ 似てますかね?

もう一頭、デビュー前ですが、2019年生まれの全弟がいます。

イギリスでデビューしますが、デビュー戦で勝利を収めた後は勝つことができず、オーストラリアに移籍します。

オーストラリアに移ったことがこの馬にとっては良かったのだと思います。4歳になってGⅢレースを勝ち、翌年にはGⅠを2勝しました。

この実績が評価され、リーガルパワーと共に、2019/2020シーズンの最優秀中距離馬として表彰されました。

6歳になった今年もマカイビーディーヴァステークスで優勝。息の長い活躍を続けています。

こういっちゃあなんですけど、イギリスでの馬主さん、3歳で手放すなんて早まったのでは(笑)。

ただ、十分に成長しきれていなかっただけかもしれないのに。

フィアースインパクトは現役を続けていますが、それほど遠くない時期に引退して、種牡馬になるのではないかと思います。

これからも元気で頑張ってほしいです。

*2021年4月23日追記

先日、フィアースインパクトの現役引退と種牡馬入りが発表されました。

詳しくはこちら

 

スティミュレーション Stimulation (JPN) (改名前 アキヒロ Akihiro)

 

勝利レース: 2016年 フランス シェーヌ賞(GⅢ)

 

スティミュレーション

2014年2月21日生

父 ディープインパクト 母 Baahama 母父 Anabaa

馬主 Exors Of The Estate Of The Late Hui Sai Fun
A S Cruz厩舎所属

2020年12月28日現在の通算成績(フランス時代を含む) 34戦4勝

スティミュレーションは、前回ご紹介したバルタバの全兄です。

フランスでデビューし、重賞のシェーヌ賞を含め6戦3勝という成績を収めます。

その後、香港の馬主さんに売却され、名前をAkihiroからStimulationに変えて、香港で競走生活を送っています。

 

香港に移ってからは28戦1勝2着2回。正直フランスの時のほうが成績が良かったのかな。

それでも、2日前のレースではスミヨン騎手が騎乗して、2着に入っています。

6歳になっていますが、これからも元気で頑張ってほしいです。

アクアマリン Aquamarine (JPN)

 

勝利レース: 2012年 フランス アレフランス賞(GⅢ)

アクアマリン

2008年3月26日生

父 ディープインパクト 母 Angelita 母父 Alzao

馬主 Ecurie Wildenstein

M Delzangles厩舎所属

通算成績 10戦3勝

以下のビューティーパーラーの記事にも書いたのですが、アクアマリンの馬主はウィルデンシュタイン家。

バロッチ、ビューティーパーラーの兄妹と同じです。

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アクアマリンはバロッチと同じで、ディープの初年度産駒。

3歳の6月にデビューし、4歳になってGⅢのアレフランス賞で勝利を収めました。

競馬ライターの平松さとしさんが書かれた記事に、アクアマリンのことが書かれていました。

3歳時にアクアマリンが2勝目を挙げたレースを、現地で武豊騎手がご覧になっていたそうです。

レースを見て、武騎手は

「さすがディープ。あの血を継いでくれれば世界中で充分に通用する産駒が出て来ると思います」

とおっしゃったそうです。さらに、ヨーロッパの重い芝への対応を懸念した平松さんに対して、

「僕らがオリンピックに出るようなレベルの選手を相手にしたら、たとえ競技場でなくてコンクリートの上や砂浜でもかなわないですよね。

そういう事だと思います。圧倒的なレベルの差があれば、どこへ行っても走れる。

ディープはそんな可能性を感じさせてくれる馬だと思いますよ」

ともおっしゃったとか。その言葉の正しさは、後の産駒の活躍で証明されることになりました。

アクアマリンは4歳で引退し、繁殖牝馬になりました。

これまでに3頭の仔を出産。

今年4歳のShamardal産駒のAll Rumorsが3勝を挙げ、今年3歳のSiyouni産駒、Ultramarineが2勝しています。

アクアマリンは今フランスにいるのかなと思いますが、これからも元気で良い仔を送り出してほしいです。

サヴァラン Savarin (JPN)

 

勝利レース: 2019年 フランス オマール賞(GⅢ)

サヴァラン

2017年2月16日

父 ディープインパクト 母 サラフィナ 母父 Refuse to bend

馬主 松島正昭さん A Fabre厩舎所属

通算成績 4戦2勝

母馬のサラフィナはGⅠを3勝(サンタラリ賞、フランスオークス、サンクルー大賞)した名牝。

引退後は来日し、繁殖牝馬になりました。サヴァランの全兄にジェニアル、ゴータイミングがいます。

サヴァランは2歳時にデビューし、2戦目でGⅢのオマール賞を制しました。

オマール賞の次のレースでは、武豊騎手を鞍上に迎えて、GⅠのマルセルブサック賞に出走。残念ながら7着に終わりました。

馬主さんはキーファーズの名義でおなじみの松島正昭さん。

キーファーズのHPによると、サヴァランは社台ファームの吉田照哉代表との共同所有馬。残念ながら、3歳で現役を引退することになったようです。

初年度の交配相手にはルアーヴルが予定されています。サヴァランはフランスで繁殖生活を送るということでしょうか。

短い競走生活でしたが、良血馬なので、繁殖牝馬としての活躍に期待したいです。

こうやって見てくると、きょうだいで活躍する馬も結構いて、嬉しい限りです。

次回は日本で主に活躍していて、海外の重賞レースを勝った馬たちをご紹介します。

 

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