ディープ産駒

ヴィブロス 思い出のディープ産駒 その15

このブログに移ってきて、記念すべき最初の記事はヴィブロスを取り上げます。

ヴィブロスって、現役の時はそれほど思わなかったんですけど、今振り返ってみると本当に面白い仔でしたね。

何が面白いって、異様に海外に強かったところがです。

そういう意味では、エイシンヒカリに通じるところがあると思うのですが、エイシンヒカリよりも徹底しているというか(笑)。

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この記事では、そんなヴィブロスの海外での活躍も振り返っていきたいと思います。

それではまず、プロフィールをご紹介します。

ヴィブロス

2013年4月9日生

父 ディープインパクト 母 ハルーワスウィート 母父 Machiavellian

馬主 佐々木主浩さん  友道康夫厩舎所属

通算成績 17戦4勝

主な勝鞍 2016年 秋華賞(GⅠ)、2017年 ドバイターフ(GⅠ)

ヴィブロスは皆さんもよくご存じのことと思いますが、ヴィルシーナの全妹です。

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オーナーの佐々木主浩さんは、ヴィルシーナとヴィブロスの母馬、ハルーワスウィートにとても思い入れがあり、代々の産駒を所有されています。半兄にはシュヴァルグランがいます。

ヴィブロスは2015年10月にデビュー。2戦目で勝ち上がります。

残念ながら3歳春のクラシックには出走できませんでしたが、秋華賞の出走権を得て、牝馬三冠の最後のレースで見事勝利しました。

姉のリベンジ・・・言われちゃうよね(ザキヤマさん風に言いたい)(笑)。

そして、2017年、4歳春に初めて海外遠征。ドバイターフに出走します。

ヴィブロスがドバイに行くと聞いた時は、ここだけの話なんですけど、なんで行くのかなって思ってました💦。

どうしてかというと、ヴィブロスは小柄な牝馬だったからです。海外への輸送などで食が落ちて、体調を整えるのも大変なのではないかと勝手に思ってました。

最高馬体重が440kg。これが引退レースでの体重です。初めてのドバイ遠征の前のレースでは、体重が424kgでした。

だから、こんな体重の仔が海外なんかに行ったら、正直レースどころではないだろうと思って。

でも、リアルインパクトの時といい、エイシンヒカリの時といい、私のこういうたぐいの考えは全く当たりません。

でも、ヴィブロスの最初の遠征時には、こういうふうに思っていたのはたぶん私だけではなかったと思います。

秋華賞を勝った後だったのに、注目度がとても低くて、レース予想をしていた人でも買い目に入れていた人はほとんどいませんでした。

日本馬だからっておあいそで入れてくれていた人はいましたが(笑)。

当時、オーナーの佐々木さんと友道調教師はヴィブロスの出走に自信満々で、なんでこんなに注目度が低いのかと思っていたそうです。

で、実際にレースをしてみたら、なんと1着になっているじゃないですか!すみません、本当にすみませんでした・・・。

 

このレースは、鞍上にモレイラ騎手を確保していたのが本当に大きかったと思います。

この日はとても風が強くて、小柄のヴィブロスにはきつい条件でした。

でも、モレイラ騎手は道中他の馬をうまく風よけに使って、最初見た時はどこから来たのかわからなかったところから(笑)馬群を抜け出し、先頭でゴールしました。

テレビ中継で解説をしていた方々も

「どこから来たのかわからなかった」

と言ってたくらいですからね。要するに、それぐらいヴィブロスは注目されてなかったということですよ・・・。

ここで、モレイラ騎手のおかげで海外のレースでも好走できたんだろうと思ったあなた!

それでは、ヴィブロスがこの後海外レースに出走した時の戦績をご覧ください。

2018年、2019年 ドバイターフ いずれも2着

2018年香港マイル 2着

確かに勝てはしませんでしたが、様々な国から強豪が集まるレースでこの成績!!すごくないですか?

しかも、いずれも外国人ジョッキーだったのですが、全部違う騎手なんです。モレイラ騎手は乗っていません。

確かにドバイは合っていたのだと思いますが、香港でも好走しています。

ちなみに、2019年のドバイターフが引退レースになったのですが、勝ち馬はアーモンドアイです。そういうと、どのレースだかわかる方も多いかもしれませんね。

出走した海外のレースは全部で4レース。2着以降の着順になったことはありません。なんですか、このすさまじさは・・・。

正直、海外に行く前に出走したレースでは、掲示板にも載れなかったりしているんですけどね。

ヴィブロスのお勧めレース

やっぱり勝ったGIの2レースですね。秋華賞と2017年のドバイターフ。

特にドバイターフは、マジックマンと呼ばれているモレイラ騎手の見事な進路取りに注目です。あれは本当にすごい・・・。

モレイラ騎手の指示に従って走りきったヴィブロスも、もちろん立派です!

ヴィブロスの魅力

お姉さんと同じ綺麗な青毛の馬体。でも、お姉さんより小柄でスリムでした。あんな小さい体のどこから、海外遠征で活躍できる力が出ていたんでしょうか。

ヴィブロスは性格的にはどういう仔だったのかな。あまりよく知らないんですけど。

でも、勝手なイメージなんですけど、お姉さんよりはちょっとやんちゃなタイプだったのかなと想像はしています。

先程も言いましたが、ヴィブロスは2019年3月のドバイターフ2着を最後に引退。引退後はノーザンファームに戻り、繁殖牝馬になっています。

そして、2020年4月に初仔となるロードカナロア産駒の牡馬を出産。無事に母馬になりました。

これからも元気で、末永く良い仔を送り出してほしいです。産駒も海外のレースで強かったら楽しいですね。

ヴィブロスと話ができたら、どうしてそんなに海外で強かったのか聞いてみたいです。

実は飛行機での移動が好きだったとか、現地での待遇が良かったとか、思わぬ理由が聞けるかもしれません。

 

 

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